不安という広告
今年の夏は、冷夏だそうだ。梅雨明けも遅く、つまりは異常気象ということになるらしい。
異常気象。なんだか、地球が壊れてしまいそうな、世紀末の頃の漠然とした不安を思い出すような、恐ろしい言葉だ。ワイドショーや新聞はこぞって冷夏の影響を捜して、例えば向日葵がぜんぜん育っていないことを、破局への道しるべのように取り扱う。僕達にできることといったら・・・エアコンの温度を申し訳程度に上げて、地球に優しくなった気になるくらいだろうか。
だけど、思い出して欲しい。今年のような冷夏ではなく、さんざん酷暑だった年でも、マスコミは騒いでいなかっただろうか?そう、夏の気温が高ければ、今度は「温暖化現象」という看板に付け替えて、同じように不安を煽る行動をとっているのだ。
不安ほど行動に結びつく効果的な広告はない。オイルショックにはトイレットペーパーが、水不足ではミネラルウォーターが、飛ぶように売れるのだ(TVの場合は、簡単に視聴率が取れる。誰だって、冬に咲く桜を報じていれば、少しは気になるところだろう)。
例えば、化粧品。気がつけば、一年四季、いつでも「このシーズンこそスキンケアに気をつけて!」という広告が載っている。
春:花粉症や変わり目の季節で、肌が荒れがち!今こそスキンケア!
夏:もはや常識、紫外線対策!今こそスキンケア!
秋:季節の変わり目!乾燥が始まる季節に、今こそスキンケア!
冬:乾燥、低温はお肌の大敵!今こそ・・・
確かに、季節によってとるべき対策は変わってくるのだろう。だけど、あんまりにも今こそスキンケアが多すぎではないだろうか。
活性酸素、メタボリック、悪玉コレステロール・・・知れば知るほど、息が詰まってくるような気がする。そして、お約束が決まっている子供向けの番組のように、必ず悪役に対処する方法がクローズアップされ、ブームになるのだ。ちょと前に流行っていた「悪玉コレステロール」を、今も真面目に気にしている人は、どれくらいいるのだろう?
こんなワンパターンがくだらない、とは思わない。人は不安を共有したがる生き物だから、こんな広告の仕方は、失敗の無い定石なのだろう。ただ、「なんだか、前もこんな話を聞いたような気がするなぁ」と思う人は、増えているのではないだろうか。
このブログは、小説ランキングに参加しています。
そう言うこともありますよね。
準備を怠らなくったって、
ダメなときは、ダメだったり。
あまり、神経質になりすぎると
大きな落とし穴がありそうな気がします。 行動を起こさせるためには、軽めの脅しを入れるといいという話を
聞いたことがございます。
あまりひどい脅しだと、聞かなかったことにしてしまうそうで
ございます。
広告もそういった心理をついているのでございましょうね。 とはいえ、特に肌や体のことは、神経質になってしまうのでしょうね。毎年新しく健康食品がブームになるのも、そのせいかもしれません>chiemiさん まさに、そんな話ですね。広告は巨大な産業なだけに、心理も研究し尽くされているのかもしれませんね>花矢様
トラックバックURL
http://sendoumidori.blog93.fc2.com/tb.php/85-46961d2a
2007年07月28日 日本の心-四季折々の風情を感じ...
050円! 【一度使えば違いがハッキリとわかります】 岡田石けんお試しサイズ(525円)とスクワラン5ml(525円)と岡田ローションミニ 5ml(315円)のセットです。こちらの商品の配送方法はメール便のみでお願い致します。また、お支払い方法は郵便振替(後払)または、クレ2007年08月19日 スキンケアがすごくよかった

