宇宙人の刺青についてのアイディア
「なぁ、タケシ」
「なんだい、宇宙人」
「タケシは、刺青をしているか?」
「刺青?僕が?いや、していないよ。知り合いにも、している人はいないなぁ」
「そうか。刺青というのは、中々消えないものなのだというのは、本当かな」
「そういう噂は、聞いたことがあるね。消すのに苦労するくらいだとか。一体、どうしたんだい?」
「私は、刺青について閃いたのだ」
このブログは、小説ランキングに参加しています。応援のクリックをしていただけると嬉しいです。
「ああ。私は物の大きさに単位をつけて測ったことがないのだが、君達は数字にこだわる生き物なのだろう」
「そう、言えなくも無いね」
「男はカブトムシの大きさに、女は鉱石の大きさにいつも必死になる。そして、刺青は体から消えない。つまり・・・」
「つまり?」
「ああ、まだわからないかな。つまり、君達はその手指に定規を彫ればいいのだよ。そうすれば、心行くまで自分の財布の厚さや胸部の大きさを測ることができる」
「なるほど」
「利益に目ざとい君達が、なぜ便利なものを身に付けないのか、この考えを閃いた後では不思議でならない」
「ふむ。刺青というマイナスイメージを払拭すれば、人によってはするかもしれないね」
「マイナスイメージ。そんなものは、名前を付け替えればいいことだろう。君達は物事を名前で判断するのだから」
「宇宙人、今日は冴えてるね。地球のこと、わかってきたみたいだ」
「ありがとう。特許を取れたなら、権利は君が好きにするといい」
手指に定規を彫る…確かに便利そうではございますね。
でも、彫るのがとても痛そうでございます。
でも、彫るのがとても痛そうでございます。
2007年11月22日 花矢 URL 編集

