ご挨拶
諸事情により以前書いていたブログを中途半端に終わらせてしまいました。
今後は苦い自戒を頬に含みつつ、のんびりと、このブログを更新していこうと思っています。
リンク・コメント・トラックバックは自由ですが、忙しさにかまけてレスポンスを放棄することがあります。ブログというコミュニケーションツールを使っていながらの怠慢ですが、何卒ご容赦ください。
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目次
最初からこのblogを読む人は、ここを見るといいかもしれません。こうしたほうがいいという意見をお待ちしています。
この記事に少しでも多くのリンクが張れるよう、頑張りたいと思います。
パーラメントの女 第一話 『開封』:今のところ、まともに締めくくっているのはこれだけです。第一話というからには、続きを考えています。動かしやすいキャラクター達ばかりなので、書いていて楽しいですね。挿絵の代わりに、グーグルリンクを貼るという試みもしています。
ショート・ショートその名の通り、掌編小説です。肩に力を入れずに、さらっと読めると思います。
書き途中:文字通り、書いている途中のものです。後から手を加えたりもしています。ある程度まとまりがつくところまで話を書いたら、タイトルを考えて新しいカテゴリーを作ります。
電灯
先日、ある商品を見て強い感銘を受けた。
http://tenant.depart.livedoor.com/t/grooveplan/item3550964.html
庭の中に設置するライトで、日中に太陽の光を集め充電をし、夜は電灯として光り続けるのだという。発光はLEDなので、電球切れの心配も殆どないらしい。
例えば、原因不明の超猛毒ウイルスが猛威をふるい、地球上の生命を全て死においやったとしても、この電灯は、輝き続けるのだろう。
人の姿は無く、静かに波だけが動く海岸沿い。朽ち果てた白い洋館。そして、夜になると静かに光りだす電灯・・・。なんて美しく、胸を打つ情景なのだろう。僕は、人が作った製品が、人がいない場所でも動き続けるというシチュエーションに弱いのかもしれない。
僕の住んでいるアパートには、全く必要ないものなのだが・・・思わず手にとって眺めてしまった。いつか、人類が滅びる機会があったら、購入してみようと思った。
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宇宙人の刺青についてのアイディア
「なぁ、タケシ」
「なんだい、宇宙人」
「タケシは、刺青をしているか?」
「刺青?僕が?いや、していないよ。知り合いにも、している人はいないなぁ」
「そうか。刺青というのは、中々消えないものなのだというのは、本当かな」
「そういう噂は、聞いたことがあるね。消すのに苦労するくらいだとか。一体、どうしたんだい?」
「私は、刺青について閃いたのだ」
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杉田君の思い出(下)
「ね、ねぇ杉田君。ちょっと落ち着きなよ。よくわからないけど・・・その、未来が見えるってのは、今回がたまたまとかは無いの?」
「無いよ!今まで、ずっとこんなことなかったんだ!」
馬鹿にするなという表情で、杉田君は吐き捨てた。
「だってさ、俺、今までそんな話聞いたこと無かったし」
「言ったって、誰も信じないに決まってるさ。嘘つきだと言うに決まってる」
それもそうだ。何せ、いまだに僕は杉田君の言うことを信じられなかった。
「次の日の自分が、見えるんだっけ?」
「そう。なのに、教室にいたとき、次の日の僕が見えなかったんだ!この前の公園の時だって、おかしいと思ったんだ・・・」
「なるほど」
僕は、小学生なりに頭を回転させはじめた。何か胸につかえる違和感を、言葉に出すのが難しい。小学生の頭脳とは、そういうものだ。
「でもさ、そこで無理に教室に行ったらどうなるの?」
「だ、駄目だよ!「次の僕」が見えていないってことは・・・」
「ってことは?」
「その場所に行く前に、僕は死んでしまうかもしれないってことだよ」
「うーん。行って見なきゃ、わからないじゃん。そんなの」
「君!人事だと思って!こんなこと、産まれてこのかた一回も無かったんだよ!」
悲壮漂う杉田君の表情を見ると、気楽なことはいえなかった。ちゃらんぽらんに生きている僕にとって、気楽に物を言えないというのは、中々難しい。
「でもさ、もし、学校に行っても何も起こらない状況だったとしても、君がずっと閉じこもっているとその予知が実現しちゃうんだよね」
「え?どういうこと?」
「つまり、
1、君が自分の姿を見えなかった→君がそこに行くまでに死んでしまう
というケースの他に、
2、君が自分の姿を見えなかったために引きこもった→君の姿が見えなくなった
っていう、ケースが考えられるんだよ。卵が先か、鶏が先かみたいな話になるけどさ」
「・・・なるほど。君って、頭が良かったんだね」
「さっさと、帰りたいだけだよ。というわけで、君が取る選択肢はいくつかある
1、このまま引きこもる
2、予知を信じず、登校する
3、転校する
だ。一年だけ引きこもって教室が変わるまで待つってのもあるけど、公園が一生使えないから、不便といえば不便かな。さぁ、どうする?」
「え・・・そ、そんなこと言われても、わからないよ。僕はどうしたらいいの?」
「あいにくだけど、僕は君の予知能力ってやつがよくわからないんだ。アドバイスできるのは、これくらいだと思うよ。それじゃ、プリントを置いていくね」
僕は、そういって杉田君の分のプリントをどっさりと彼の学習机に置くと、そそくさと帰ることにした。杉田君だけならともかく、杉田君のおばさんまで僕を頼りにした目で見ていたことに気がついたのだ。子供ならともかく、大人に頼られるとろくなことがない。それが僕の一桁しか刻まれていない人生で得た教訓だった。
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